姉歯事件と行政の盲点(エピソード2)

おそらく、この姉歯のようなケースは氷山の一角で、たまたま姉歯がサラシ首にあっただけであちこちで行われていたことと想像出来ます。

民間で何かあればすぐに叩かれますが、相手が官では叩けないのです。

それは、国を否定することになるからです。


姉歯は、罰が与えられましたが、官庁職員におとがめがありましたか?

やったほうが悪い、見抜けないのは悪くないのは、一瞬正しいように思うかもしれませんが、お互いその道のプロフェッショナルではないでしょうか?

普通の会社ならタダで済まされることではありません。マゴマゴすれば、左遷か首でしょう。

目に見えない大きな傘の下にいる人は、極めて責任と言う言葉を嫌います。

とにかく一番大事なのは、自分の出世、もしくは、優秀な成績です。

いくら違うと思っても、自分の評価が下がることはしないでしょう。

ことなかれ主義なんです。

何事もなく出世して退職出来れば、何がどうなっていようがどうでもいいのです。

お役所体質が改めて垣間見れた事件ではないでしょうか?

そんなこんなで、現在では、市役所などが確認申請業務の下に一部を負担するなどして対応しています。

僕は、そんな裏表を垣間見てきました。

全ては綺麗事では済まされないのです。

どの世界でも裏表は必ずあります。

一部の偏った考え方や報道により、正しい情報が開示されない。

そのことによって、平等な判断が下されないことに息道理を感じます。

みんなが正しい考え方を持って、違うものは違うとはっきり言える世の中にしていかなければならないと思います。

今、子供達に自信を持って何を伝えられますか?

どんな未来を与えられますか?

心から言えますか?