コンクリートって体にいいの?

コンクリートは、アルカリ性だって知ってましたか?

アルカリと聞くと、納豆や豆腐などの大豆類や、卵、ほうれん草、わかめなどを思い浮かべますが、コンクリートは食べられませんのでご注意下さい!ご注意下さい!(≧∇≦)



コンクリートの耐久性はこのアルカリ状態が保たれることで維持できます。

逆に言うと、これが保たれなくなると耐久性が維持出来なくなるということなんです。

では、その辺をのぞいてみましょう!

クルクルバビンチョ!
パペッピポ!
ヒヤヒヤドキッチョの!
モ~グタン!(≧∇≦)



コンクリートは乾燥、収縮することでクラック(ひび割れ)が入ります。

そのひび割れから空気や雨水が侵入すると、内部でコンクリートの中性化が促進されます。

鉄筋は、空気中の二酸化炭素に触れることで酸化します。

いわゆる錆びることです。

コンクリート内部で鉄筋が錆びると、膨張し、コンクリートを破壊します。

この現象を爆裂現象と言います。



今、あちこちでコンクリートの補修や補強工場をしているのを見かけると思います。

鉄筋コンクリートの建物、道路の橋脚など…

ラジコンヘリにカメラを搭載して橋脚の点検をするのもこういった工事に伴うものです。

なぜ今これほどあちこちで工事をしているかと言うと、高度成長期に沢山の建設工事が行われました。

その時代に作られた物が、今メンテナンスの時期になるからなのです。

家づくりの基礎でもコンクリートを使用しています。

家をつくり、末永く良いコンディションを保つには、日頃からこういった知識を身に付け、変化を見逃さないことだと思います。

補足
寒冷地では、凍結による転倒防止の為に塩カル(凍結防止剤で塩化カルシウムのこと)を散布しますが、塩カルはコンクリートに悪影響を与えますのでご注意下さい。