相続に備えた家づくり

相続に備えるといっても、部屋ごとに別々に作っておいて、その時にじゃあ人部屋ずつ分けようか!

というものでは御座いません。

あしからず、(--;)

家づくりは、一生で一番大きな買い物です。

大半の人は、かなりのローンを組むことで憧れのマイホームを手に入れます。

35歳で家づくりをして、30年のローンを組むと、ローンが終わるのは、定年の65歳です。

やっと自分のものになる瞬間です。

長かった…

ほんとに長かった…

その頃には、子供達もみんな独立し、また夫婦水入らずの生活が始まるわけですよ。(^^)



ややしばらくして…



少々不謹慎な話ですが、(・・;)

ご主人が他界したとします。

そこで初めて相続というものに直面する人も少なくないでしょう。

相続=財産が貰える♥

と思っている人も多いと思いますが、不の財産、いわゆる借金などのマイナスの財産も相続の対象になります。

その時に初めて莫大な借金があることに気づくかもしれません。

法定相続分は、奥さんと子供2人の場合、配偶者(奥さん)が1/2残りの1/2を子供で分けます。

その時の資産価値がいったいどれくらいになるのかご存知ですか?

一般的に建物は築20年で資産価値は0だと言われています。

よってその時は、土地の価値しか存在しないのです。

そんなバナナ((((;゚Д゚))))オイオイ!

と思うかもしれませんが、現実なのです。

親の死に目は他人の始まりで相続で揉めるケースは結構あるのです。

家づくりにこんな話は…

と思いましたが、せっかく作ったのに結果家族を引き離すようになるのなら、今から何らかの対策をすることで丸く治まったらいいなという思いで取り上げることにしました。

何かのお役にたてれば幸いです。(^^)ニン