ハウスメーカー徹底比較(イシンホーム)

イシンホーム

イシンホームは、ECO-I工法という独自の工法を開発しています。

この工法は、耐震性や耐久性、断熱・気密性などを高めるための工法で、住宅の各部で様々な仕掛けがありまます。

イシンホームの特徴はこのECO-I工法など、こだわりをとことん研究して実験して商品化しているところです。

コストを抑えることは有難いことですが、いいものを提供するための研究と実験を行っていることがユーザーに受けているところでしょう。

けんきゅと実験は素晴らしいことですが、それらは、価格に反映されますので、トータル的にまとめたうえで判断しましょう。
 


イシンホームの商品

イシンホームの商品ラインナップ
 
レジデンス・スタイル
木のあたたかさと石畳みの重厚感が融合した最上級デザインの住まい。
(イシンホームのHPより)

ジャパニーズ・スタイル
木を生かした心安らぐ和風モダンの住まい。
木の温もりを大切にしたやさしい空間を演出。
(イシンホームのHPより)
 
 
セレブ・スタイル
イギリス伝統のチューダー様式の住まい。
気品と趣が住むことに誇りを感じさせる。
(イシンホームのHPより)
 
 
Eco-I (エコアイ)

ルミエール

遊民ステップ 

さらに人生を豊かに過ごしたい方のための工夫が取り入れられる住まい
(イシンホームのHPより)

 
三蔵奉仕
1.5倍広く住む 、楽しい心と個性の輝きを、自由に表現する家
(イシンホームのHPより)
 
 
シネマ三蔵
心と体の良くなる生活習慣の家
(イシンホームのHPより)
 
イシン・モダンキューブ
あなたの暮らしを、そして人生を満たしてくれる、新しいクールモダンな世界。
(イシンホームのHPより)
 
創作の家
一人一人の「人生の創作」を合言葉に進化を続ける一生の住宅
(イシンホームのHPより)


特に、Eco-Iの遊民ステップの販売に力を入れているように感じます。
特徴あるハウスメーカーを選ぶ方は坪単価はそれほど気にされないのかもしれませんが、
現場からは以下です!(≧∇≦)
 
 
イシンホームの坪単価
 
ホームページでは30万円台~と書かれていますが、平均的な最終坪単価は45~60万円のようです。
 
フランチャイズとして展開し、商品の開発を積極的に行っている割には安い単価に抑えられているのは高評価ですね。

ただ、イシンホームだから、この金額が実現できたという訳ではなく、快適性や耐久性にこだわりと信念をもって住宅づくりに取り組む工務店であれば、同等の性能の住宅をもう少し安く建築できる可能性もあるでしょう。
 
イシンホーム以外のハウスメーカーや各都道府県の平均した坪単価を調べて、参考にしてみるといいでしょう。



イシンホームの快適性能
イシンホームは、24時間換気システムにマーべックス社の『澄家(すみか)』を採用しています。

この換気システムはとてもユニークな換気方式をとっているんです。

フィルターを介した空気が1階の床下に設置された換気システム本体内で
室内の暖かい空気から熱だけを受け取り、その空気は基礎の中に供給されます。

その空気は1階床に設けられた給気口から各部屋に送られ、各部屋に設置された排気口からダクトを介して本体に取り込まれ、熱だけを給気された空気に渡して外に排気されるという流れになります。

わかりましたか?(・・;)



メリットは、換気扇本体の作動音が気になりにくい点や、給気される空気に直接触れることがなくなりますので、給気される空気の冷たさを全く感じなくなる点が挙げられます。

ただ、このシステムでは、床下の空気が清浄であることがとても重要なので、シロアリの処理に揮発性の防蟻剤をまいてしまうと健康に被害を与える危険性が高くなりますので絶対に避けなければなりません。

常に暖冷房をつけて生活される方にとっては、地熱の方が温度が低く、熱を奪われる結果にもなりかねません。
 
なお、断熱性能は、壁・天井には発泡ウレタン剤を現場吹付け+遮熱材を施工する工法をとっていますので、気密性能低下と断熱材の施工ミスが生じにくく、
安心できる工法だと思います。

断熱性能自体はそれほど高くありませんが、予め計画された数値で建てられる安心感はポイントですね。



イシンホームの名前の由来・・・

 ウスウス気づいた方もいると思いますが、(;・・)

昔から人気の高い坂本竜馬が活躍していた時代、明治維新。

いろんな人が将来の日本を考えて活発に行動していた時代です。

イシンホームの石原代表が、阪神・淡路大震災のあとボランティアとして仮設トイレの設営などを行っていた時に、全国に素晴らしい住宅を拡げていかないといけないと感じ、住宅維新からイシンホームと名付けたのです。

そのため、経営者の顔と考えがイシンホームでは前面に出されています。

工務店やハウスメーカーもそうですが、経営者の考え方を見てみると、会社の姿勢が見え、1軒の住宅に対する思いなどを感じ取ることができると思います。
 
そんなことから、もし工務店にお願いする時は、是非経営者の方と直接会い、家づくりに対する思いを聞くのもいいかもしれませんね。(^^)

ハウスメーカー徹底比較(アキュラホーム)

 アキュラホーム

アキュラホームもまた、低価格住宅の携帯をとっています。

低価格住宅は、薄利多売で『どれだけまとまった数を一気に購入するか』によって変わってきます。

ハウスメーカーと工務店の仕入れ単価は、少なく見ても2割ほど違うのが現状です。

そこに利点に早くから目を付けたのが、アキュラシステムを作った
ナックという会社です。
 
よりたくさんの数をまとめて購入できるように、「ジャーブネット」という日本最大の工務店ネットワークを作り、アキュラシステムを使って、建築資材の大量購入を実現しました。

そして、坪単価表示も、なるべく安く見せるなど、インパクトを与える戦略をとってきました。

タマホームを知る方が見れば、
「アキュラホームとタマホームって何が違うの?」

と思うかもしれませんが、タマホームは、もともとジャーブネットに加盟していた工務店を全国に展開したのがタマホームなのです。
 


企画住宅がメイン
 坪単価を抑えるためには、商社や卸問屋との価格交渉がキーポイントになります。

アキュラホームは他のローコストのハウスメーカー同様、企画(規格)型の住宅販売がメインです。
 
部材や設備機器を大量に購入するためには、選択の自由度が犠牲になります。

ローコスト住宅の最大の欠点ですね。

ローコスト住宅では、標準仕様で、なるべくオプションを付けないことが基本です。
 
ローコスト住宅でオプションが多いと、価格帯がワンランク上のメーカーで建てる方が安くなる場合がありますのでご注意下さい。
 
見た目の坪単価だけで判断せずに、どんな家づくりをしたいのかを整理し、その家づくりを実現するためには、どこに依頼するのが一番良いのか、仕様の違いやオプションの金額などを確認して決めるとが、失敗しない家づくりのコツですね。 
 
 

アキュラシステム
アキュラホームに加盟する工務店は、アイフルホームのようなフランチャイズ・チェーン形式よりも
各加盟店の技術力を活かす場があるようですが、工務店の力量に左右される恐れがありますのでご注意下さい。

 

アキュラホームの評判

地域によって対応に差が大きいように感じます。

契約前に、担当する営業マンがお引き渡しをした物件を案内してもらったり、現場に行って、現場を見ながら職人さんとお話しして知識や経験がどのくらいなのかをチェックするといいかもしれませんね。 
 
 

商品と価格について
アキュラホームで建てた方の評判は、あまり悪くない印象を受けます。

設備や仕様も、価格に見合ったもので、タマホームなどと違い、必要に応じて設計やインテリアコーディネーターなどの、各専門の担当者が営業担当と同席して打合せを行っていることも大きなポイントでしょう。

家づくりは、短期間でいろんなことを決めなくてはならず、おそらく人生で一番高い買い物です。

満足度出来る家づくりをするためにも、分からないことをそのままにしないで、十分な説明を聞いて、納得してから判断することが大切です。 
 
 
 
アキュラホームの商品
アキュラホームが販売する住宅のバリエーションは分かりやすくなっています。

また、尺モジュールとメーターモジュールの両方を採用しています。
 
OPTIS(オプティス)シリーズ
SI技術を導入し200年住宅を目指したシリーズで下のようなラインナップがあります。

長期優良住宅「オプティス」
オール電化の家
高気密高断熱の家
「高気密高断熱の家」+オール電化
「高気密高断熱の家」+太陽光発電・オール電化
太陽光発電の家
暮らしの新発想 「大収納のある家」
住み継ぐ家「長期優良住宅」
シンプル設計の家
収納上手の家
空間上手の家
空間上手Ⅱの家
三階のある家
平屋の家
二世帯同居の家
愛犬と暮らせる家
 
商品のコンセプトが分かりやすく分類されていますので、家へのこだわりに応じて選択出来ます。 
 
 

坪単価
坪単価は30万円以内~となっていますが、実際には、坪単価は50万円近くになるようです。

また最近では、「新住まい55」という商品名で、550万円から建てる家づくりとして、コストパフォーマンスを最大限活かした住宅の販売を行っているようです。

こちらについては、経費を極力削減した家ですが、長期優良住宅対応など、時代にそくした商品でこの価格は、魅力的だと思います。

ジャーブネットでもこの商品は販売されているようですので、ジャーブネット加盟店に相談してみるのもいい方法ですね。

 

坪単価以外のもの
アキュラホームのホームページには、参考価格が掲載されていますが、その中に含まれない費用があります。

建物を建てる際には必ず必要な費用なので、念頭に入れておいて下さい。
 
 

☆ 屋外給排水工事
 上下水が来ていれば工事費はそれほどかかりませんが、
合併浄化槽を設置しないといけない土地だと大きなお金がかかる場合があります。
 
 

☆ ガス工事
 ガスの引き込みにかかる費用です。
 
 
☆ 設計費
 自由プランにする場合の「間取り作成」、建築確認申請や工事に必要な図面を作成する費用です。
 
 
☆ 幹線引込工事
 電気の引き込みにかかる費用です。
 
 
☆ 外構工事
 庭をつくったり、門を建てたり、植栽を行ったりするのにかかる費用です。
 
 
☆ 地盤調査、地盤改良工事費
 地盤の固さ(地耐力)を調べるための費用と、軟弱地盤を改良するための工事費です。
 
☆ 確認申請費
 建物が建築基準法などの関係する法律に適合する旨の書類を
自治体に提出するための費用です。
 
 
☆ 登記関係用などの諸費用
 不動産を登記するための費用です。
 
 

これら工事費は決して安いものではありません。

また、カーテンや照明、空調設備なども当然価格には含まれていません。

敷地によっては、500万円以上アップする場合がありますので、事前にどれくらいかかるものなのかをしっかりと確認しておいたほうがいいでしょう。

また、見積へと進む場合には、設計料と地盤調査費用がかかります。
 

 

ハウスメーカー徹底比較(アイフルホーム)

アイフルホーム

アイフルホームの特徴

 アイフルホームは、住宅業界では最大規模のフランチャイズチェーンを誇る会社です。

250近くの工務店が加盟する巨大なフランチャイズ チェーンで、年間5,000棟以上の販売戸数は木造のハウスメーカーの中でも上位の実績です。

2007年に、トステムやINAXが加盟する住生活グループのトステム住宅研究所と合併し、アイフルホームカンパニーと社名変更しています。その後2011年に住生活グループが株式会社化され、現在は株式会社LIXIL住宅研究所となりました。

アイフルホームの最大の特徴は、ローコストであるということです。
そのなかでも、インターネットで住宅を販売するアイプライムセブン(i-Prime7)は、坪単価20万円代からと、人気の商品です。(関東限定で販売されていたのですが、2010年10月より全国に拡大されました。)
 
2011年にトステムがINAXや新日軽などと共同でLIXILという会社を立ち上げています。

部品の共同購入や車で言うプラットホームのような統一規格に則った商品開発が今度行われることによって、さらに商品が合理的に安くできるものと考えられています。

大手ハウスメーカーのような大量受注が可能になっていますので、今後、期待されるハウスメーカーなのではないでしょうか。
  
アイフルホームは、早くからメーターモジュールを採用してきました。

メーターモジュールこそローコストの必須事項ですので、ローコストを売りにするハウスメーカーの多くが採用しています。

メーターモジュールは、材料を減らすことができると考えられています。
 
他のハウスメーカーより優れた特徴を持っているわけではなく、規格住宅が基本となりますので、こだわりを持った方にはそれほど評判が高い訳ではないのです。

今は、ローコストで勝負するハウスメーカーや、同様のフランチャイズチェーンも増えたことや
住宅の着工戸数の減少などから、集客力の低下しています。


 
アイフルホームでは、柱と梁などの接合部に『テクノスター金物』を採用しています。

テクノスター金物とは、従来仕口と金物で繋いでいた柱や梁などの接合部を強固にするために、木材への加工を最小限に(断面欠損を小さく)して専用の金物で留め付ける方法のことを言います。

この工法により、
・接合部の強度向上
・施工ミスの防止
・工期の短縮
・耐久性の向上
などが期待できるのです。

従来の木造住宅で使う金物よりも種類が少なく、工場で金物をセットすることで、施工ミスを減らすのです。
 
テクノストラクチャーなどにも似た新金物工法ですが、今後注目されてくるでしょう。

このテクノスター金物は、工務店でも採用するところが増えてきているようです。
 

 
アイフルホームの評判

アイフルホームは、その安さゆえに欠陥やクレームなどで不安に思われている方も多いようです。
インターネット上でも、欠陥やクレームなどのキーワードで検索される数が多いほどです。
 
アイフルホームは、フランチャイズ・チェーンです。
そのため、担当窓口となるのは、加盟店(工務店)です。

しっかりと社員教育や対応ができている工務店もあれば、そうでない工務店もあるのです。

工務店により、温度差があるので近くにいくつか加盟店があるの場合は、複数の加盟店をまわってみると良いでしょう。

 
 
見積もりがいい加減

ハウスメーカーでは、契約前の見積もりは詳細まで書かれていないことが結構あります。

細かな内容が分からないのに、値引きしますと言われ、実は値引きではなくグレードダウンされるまことがあるのです。
 
契約する際には、必ず詳細まで記載された見積もりをもらい、他社と十分に比較して契約しつほうが良いでしょう。
 

 
契約後の追加?
 
契約から金額が上がっていくというのはアイフルホームだけではありません。

契約前の見積もりがいい加減ということもありますが、変更や追加などをトータルすると家の価格はびっくりするほど上がります。

これは、坪単価が安い会社ほど、追加する一つ一つの商品(オプション)が高い傾向にあります。
 
理由として、
1.コストを抑えるために仕様の統一を行っていますので、
その加盟店があまり仕入れないような商品だと、一つの単価が上がってしまう。
2.建物では薄利な分、追加で稼ぐ。
3.建物以外にかかる金額をあらかじめ提示しない。
 
などが考えられます。
そのため、こういった評判が多く出てしまいます。
 
たとえば、地鎮祭や上棟式などでもお金はかかりますし、当然外構や照明、空調、カーテンなどにも数百万円かかる場合があります。

建物の予算の他に、最低でも400万円程度は必要になるということを頭に入れておいたほうがいいしょう。

 

アイフルホームの商品

アイフルホームの商品は、規格住宅が一般的で、そのバリエーションもそれほど多くありません。

また、アイフルホームを検討した場合、間取り変更の自由度の低さもネックとなるでしょう。

トステムやINAXの商品が中心の提案となっていますが、それぞれの部材はしっかりとしています。

ただ、規格から外れた提案を苦手としていますし、標準品以外を付けようと思うと極端に坪単価があがることもありますので、要望は事前に伝えてその追加金額を確認したほうがいいでしょう。
 
  
 
アイフルホームの坪単価
 
アイフルホームの坪単価は、40~55万円/坪
20万円台~(アイプライムセブン)です。
 
インターネットで販売するアイプライムセブン(i-Prime7)は、
営業経費や広告宣伝費などを抑えることで非常に安い坪単価を実現しています。

「700万円台で買える」と、かなりインパクトがありますが、安い坪単価は慎重に判断したほうがいいでしょう。
 
ハウスメーカーや各都道府県の平均した坪単価を調べて比べたほうがいいでしょう。

 

アイフルホームの安さのからくり

 家の価格を抑えるためのからくりをいくつか紹介しましょう。
 
まず、家の価格を抑えるためには、
1.中間マージンを抑えること
2.仕入れコストを抑えること
が重要になってきます。
 
この条件を満たすために、アイフルホームは社内的な合理化をはかるため、『役割分担』をしているのだと思います。
 
では、その安さの秘密を少し詳しく検証してみましょう。
 
 

それでは…



クルクルバビンチョ!
パペッピポ!
ヒヤヒヤドキッチョの!
モ~グタン!(≧∇≦)



中間マージンを抑えて価格を下げる
 
ハウスメーカーの場合は、直接ハウスメーカーが施工するのではなく、その仕事を工務店(下請け業者)に依頼する場合が多いのですが、あなたが施工のために支払った費用全額を下請け業者に渡すのではなく、マージンを抜いた金額で工事の依頼をするのです。

たとえば、工事にかかる費用としてで2,000万円をあなたが支払ったとすると、工事を請け負った下請け業者が受け取るのは、1,600万円、残りの400万円はハウスメーカーが受け取る金額というようにです。
こうなると、工事とは関係ない400万円を支払うことになりますので、家の価格は上がってしまいます。
 
そのため、アイフルホームでは、工務店の責任のもと家を販売するフランチャイズ契約を結ぶようにしました。
 
フランチャイズ契約だと、研究開発や集客にかかる費用をフランチャイズ契約料として支払うことになりますが、ハウスメーカーのマージンに比べると低く設定されているため、家の価格を抑えることができるのです。
 
知名度の高い大手メーカーが「集客」を担当し、工務店が「施工」を担当するといった役割分担です。
 
 

仕入れコストを抑えて価格を下げる
 
次に、2つ目の「材料の仕入れコストを抑える」ための方法です。

資材のコストを下げるためには、『大量購入』がもっとも効果的です。

ジュースを1本買うよりも1ケースで買った方が1本あたりの価格が抑えられるのと同じことです。

また、仕入れコストを抑えるための方法は、大量購入だけではなく、製造メーカーと購入元との間に、商社や問屋を出来る限り挟まない商流で価格を抑えることができます。
 
家には大量の建材や設備機器が必要になりますが、アイフルホームでは、そのほとんどをLIXILにあるブランド(トステム、イナックス、新日軽、サンウェーブ、トエックスなど)から仕入れることが可能なため、安く建材を販売することが可能となるのです。
 
 
この2つの強みを活かし、アイフルホームは安く家を提供しているのです。
 
ただし、この仕組みは、大量販売を前提としたものです。

今後新築着工数が減少するに従って価格も上がる可能性が高く、価格だけではない特徴を持つ必要があると考えます。
 
 

補足
メーターモジュールにすることで、廊下の幅が広くなり、車いすなどの通行にも対応できるなどの家を建てる方が得られるメリットはありますが、同時に、柱などの構造材を減らすことができて材料費や手間賃などを抑えることができるといった販売者側のメリットもあります。

これもメリットばかりではなく、材料を減らすことによって耐震性が落ちないか、しっかり考慮するようにしましょう。

建築基準法は数年ごとに厳しくなっており、現在の基準も今後改正される可能性が考えられます。

数年後には、建築基準法を満たさない住宅となってしまうかもしれません。

現在、そういった住宅が非常に多く、耐震診断や耐震リフォームが行われているのが現状です。

性能表示制度などがありますが、耐震等級によっては、建築基準法の1.5倍を満たす等級を定めており、それを売りにしているハウスメーカーも増えています。

アイフルホームがどの程度かをしっかり確認し、納得した上で購入したほうがいいでしょう。

ハウスメーカー徹底比較(アエラホーム)

 アエラホーム

 アエラホームの特徴

まず最初に、タマホームを凌ぐ価格設定です。
 
 アエラホームは、タマホームなどと同様、ローコストを売りにするハウスメーカーです。

安い材料ばかり使っている訳ではないのに、安さをを実現出来ているのは、あまり、宣伝にお金をかけていないからなのかもしれませんね!(^^)

ただ気を付けなければならないのは、ローコストのハウスメーカーならではの、床面積ではなく、施工面積に坪単価をかけて建物の販売価格を出すやり方です。

坪単価の定義はなく、各メーカーの主観で判断されます。

言い方は悪いですが、都合のいい解釈ということになります。

フタを開けてみたら、結果高くなってしまったという評判をよく聞きます。

確かに、吹抜けや玄関ポーチが元々の価格に入っていないのであれば、完成すれば坪単価があがるのは当然のことです。

 価格設定がどこまでなのか、しっかりと理解することが、納得できる家づくりの第一歩なのではないでしょうか?
 
アエラホームの特徴の2つ目に、外張断熱工法+気密測定を実施 しています。
 
最近は、「エコ」というキーワードがローコストであっても、重要な要素になってきています。

それほど、購入者の意識が「エコ」に対して高くなってきているということです。

アエラホームでも、外張断熱を採用した「クラージュプラス」という商品で次世代省エネ基準を満たす家を販売しています。
 
このシリーズで建てた方は、気密測定と断熱性能の計算を個別に行っています。

気密測定や断熱性能の計算を行っていることは、一つの指標になるのではないでしょうか。
 
 

 アエラホームの評判

アエラホームで家を建てた方や展示場に行かれた方がどう思っているのか、少しご紹介したいと思います。
 
アエラホームの営業に対する評判は、はっきり言ってよくありません。

他のハウスメーカーと比較しても、イレギュラーな質問に応えられなかったり、展示場の案内が押しつけがましいようなのです。

数年前に行った印象ですので、今は少し変わっているのかもしれませんが、来場者目線の話ではなく、とにく手付け金を得ることが目的かのようなアプローチです。

会社の体質なのかもしれませんね。
 
価格にしては良い材料を標準仕様としていることをもっと全面的に出していければ、評判も良くなっていくのではないでしょうか?
 
建物についての評判は、好評です。
やはり、価格が安い割に標準仕様が充実している点などが評価されているようです。

住宅の基本性能である構造や耐久性などは、住宅性能表示制度の最高等級を取得できる仕様になっていますし、保証もJIO等の第3者機関の瑕疵保証を付けているようです。

ただ、どこのハウスメーカーでもあることだと思いますが、地域差や職人さんの腕にはばらつきがあるようです。 
 
アフターサービスは、残念ながら評判を落としているハウスメーカーの一つのようです。
 
アフターやクレームは、基本的に担当の営業マンが対応するようですが、満足している方はほとんどいないのが現状のようです。
 

 
アエラホームの商品

クラージュプラス
 次世代省エネ基準の基本坪単価26万円の高気密・高断熱住宅最高水準の外張断熱 高気密・高断熱・高遮熱住宅、夏涼冬暖の家「クラージュプラス」基本坪単価26.0万円
 
プリムスプラス
地震に強い耐力面材ハイベストウッドを標準装備し、
壁倍率4倍を実現した、超高耐震、高耐火住宅。
 
バリエ
吹抜けの圧倒的大空間と壁面からの豊かな採光、
そして格調高いレンガタイルと
デザイン性の高いティンバーを施した窓が特徴。
スタイリッシュな中にも、落ち着いた雰囲気がただよいます。
もちろんバルコニー、システムキッチン、システムバスも標準装備です。
 
アクラス
遂に誕生!(坪)198,000円からの夢のオーダーメイド住宅。
これからの標準住宅です。

家族によってライフスタイルはいろいろだから豊富なバリエーションから自由なコーディネートでお客さまのイメージピッタリの家づくりが実現できます。
(アエラホームのHPより)

免震アエラ
人命と資産を確実にお守りいたします。
アエラホームの免震システムは阪神・淡路大震災クラスの大地震の激しい揺れを抑え、建物の構造だけではなく、室内の家具類転倒・破壊、窓ガラスの破損・飛散、ガス・水道管などの破断も防ぎ、ご家族の生命・大切な資産を確実に守ります。
(アエラホームのHPより)
 


坪単価
坪単価は37坪以上の家に限られています。
37坪未満の場合は割増されますので、ご注意ください。 
 
 建物の最終的な坪単価は40万円~50万円程になるようです。
 
 
 
坪単価に含まれていない費用は?

家を建てるのに必ず必要になる費用で、坪単価に含まれていないものがあります。
ご注意ください。
 
仮設費
仮設トイレや給水、電気、足場などの工事の際に必要となる仮設物にかかる費用。

確認申請費
家を建てる際に、自治体に必要書類をださないといけません。
その書類作成や事務手続きなどにかかる費用。

工事監理費
工事を監理するために必要な費用。
第3者の検査も行われていますので、これらにかかる費用も含まれます。

屋外給排水工事
上下水の引き込み等にかかる費用です。
浄化槽が必要な地域などは追加で100万円近くかかる場合もありますので、注意して下さい。

 

特殊建築物

特殊建築物(とくしゅけんちくぶつ)とは、すっごく複雑な形をしていたり、はたまた、車輪がついていて自由にどこでも行けるとかいうものではありません。(・・;)



特殊建築物とは、学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、市場、ダンスホール、遊技場、公衆浴場、旅館、共同住宅、寄宿舎、下宿、工場、倉庫、自動車車庫、危険物の貯蔵場、と畜場、火葬場、汚物処理場その他これらに類する用途に供する建築物」のことを言います。

戸建住宅、事務所などは特殊建築物に含まれません。

簡単に言い換えると、不特定多数の人が出入りする建物です。

この特殊建築物には、一般の建物と違った厳しい法律があります。

法律では、都市計画区域等の内外を問わず100平方メートルを超えるものは、建築確認を必要とすると定められています。

また、耐火建築物又は準耐火建築物としなければならないと定められています。

そして、避難及び消火設備に関する技術的基準が定められています。

内装制限も定められています。



特殊建築物には、このような法律が科せられます。

避難通路が確保されなければ、火災が起きた時に逃げ道を失うということなのです。

結果大惨事に繋がることも十分考えられるのです。

火事や地震など、なにかあった場合に被害を最小限に食い止めることがこの法律の目的なのです。

奇跡の材料

アスベストとは、

明日絶好のコンディションで望む!

ということではありません。

明日ベスト、アスベスト…(≧∇≦)

お呼びでない!

お呼びでない!

こりゃまた失礼致しました!(汗)



アスベストの健康被害は、ご存知のことと思いますが、ではどうしてアスベストが使われたていたのか?

知っていますか?



石綿が産業界で貴重な材料として盛んに使われた理由は、耐摩擦性、耐熱性、断熱・防音性、耐薬品性、経済性を一種類の物質がすべて兼ね備えていることにあります。

当時は、「奇跡の鉱物」と呼ばれていました。

そして、健康被害の懸念から昭和45年あたりを境に使われなくなってきました。

アスベストと聞くと、イコール石綿と思いがちですが、床材料や屋根材料など、その頃の建築材料には、結構使われていました。

時の話題になったとき、あちこちでアスベストの撤去が行われました。

撤去してない建物は?(・・;)

と心配されるかもしれませんが、

大丈夫です。(^^♪

固形化されているものはそのままにしておけば、飛散の心配はありません。

撤去や改修などで手を加える時には、専門家に相談するなどして計画的に作業を進めた方が無難でしょう!(^^)

目安は、昭和45年以前に作られた建物ならば、アスベストを使っていると思ってほぼ間違いないでしょう。

それ以降でも、ないとは言いきれないのでサンプルを調査してくれる機関もあるのでお願いするのも一つの方法ですね。(^^)

相続に備えた家づくり

相続に備えるといっても、部屋ごとに別々に作っておいて、その時にじゃあ人部屋ずつ分けようか!

というものでは御座いません。

あしからず、(--;)

家づくりは、一生で一番大きな買い物です。

大半の人は、かなりのローンを組むことで憧れのマイホームを手に入れます。

35歳で家づくりをして、30年のローンを組むと、ローンが終わるのは、定年の65歳です。

やっと自分のものになる瞬間です。

長かった…

ほんとに長かった…

その頃には、子供達もみんな独立し、また夫婦水入らずの生活が始まるわけですよ。(^^)



ややしばらくして…



少々不謹慎な話ですが、(・・;)

ご主人が他界したとします。

そこで初めて相続というものに直面する人も少なくないでしょう。

相続=財産が貰える♥

と思っている人も多いと思いますが、不の財産、いわゆる借金などのマイナスの財産も相続の対象になります。

その時に初めて莫大な借金があることに気づくかもしれません。

法定相続分は、奥さんと子供2人の場合、配偶者(奥さん)が1/2残りの1/2を子供で分けます。

その時の資産価値がいったいどれくらいになるのかご存知ですか?

一般的に建物は築20年で資産価値は0だと言われています。

よってその時は、土地の価値しか存在しないのです。

そんなバナナ((((;゚Д゚))))オイオイ!

と思うかもしれませんが、現実なのです。

親の死に目は他人の始まりで相続で揉めるケースは結構あるのです。

家づくりにこんな話は…

と思いましたが、せっかく作ったのに結果家族を引き離すようになるのなら、今から何らかの対策をすることで丸く治まったらいいなという思いで取り上げることにしました。

何かのお役にたてれば幸いです。(^^)ニン